水木しげるの運命を分けたラッパ

昨日、元町大丸まで追悼・水木しげる、ゲゲゲの人生展を見に行って来ました。この展示のことをSNSで投稿すれば先着1000名に、うちわプレゼントとあるのでさっそくツイッターにアップしてうちわをゲット。朝日友の会会員なので無料、でも入場料1000円の値打ちがある展示でした。水木しげるさんの幼少から晩年までを６つの期間に分け作品を中心に紹介、ペンネームとなった神戸市兵庫区、水木通の水木荘で紙芝居を求められるまま様々なジャンルの絵を描いていたことも。で、コラムに表題の「運命を分けたラッパ」というのがあったのです。紙切れ一枚で軍隊に召集された水木さん、ある時「ラッパを吹くか」と問われ、ラッパ吹けないしイヤだったので「吹きません」と答えると「北か、南か」。寒いのはダメなので南と答え、南方への配属が決まったとか。この時、ラッパを吹くと返事していれば前線に出ていくことなく内地に留まれたと、戦後引き揚げてきてから知ったそうです。しかし、国内に留まっていれば、現在の水木さんはあったのか？これも運命か、と思いました。